2018年2月2日金曜日

オール読物 2018年2月号掲載

今月発売のオール読物に掲載されました。
温泉エッセイスト 山崎まゆみさんの連載「二泊三日の温泉三昧」で紹介。
館内での過ごし方や、湯治のスケジュールなどが細かく書かれております。

オール讀物 2018年 2月号
オール讀物 2018年 2月号
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文藝春秋 (2018-01-22)

NHK仙台放送局新社屋での8K試験放送

【8K番組「蔵王~四季彩巡りて~」語り:鈴木京香】

以前放送されたNHK「小さな旅」のダイジェスト版、また8K番組の試験放送を行います。 

23日(土)13:30~13:59(旧仙台局にて)
2月4日(日)13:30~13:59(新仙台局オープン)
25日(月)11:30~11:59
27日(水)11:30~11:59
28日(木)11:30~11:59
3日(土)・4日(日)は10:30~10:59は「小さな旅 山の歌 夏 命躍る峰々~蔵王山~」も放送します)

以上の日程は、仙台放送局以外の全国のNHK放送局で見ることができる試験放送です。
新仙台局では、オープンする24日以降、280インチの大モニターで試験放送を見る事ができます。
無料・予約不要。



アクセスやその他の詳細な情報が公式ホームページをご覧くださいませ。

2018年1月28日日曜日

職業を選択するという自由

自分自身、本当に人に恵まれて育ってきたと思う。
この環境で生きていく上で、まさに適した人に出会い人間形成されてきたのだとつくづく思う。
旅館を営みながら自由に生活していると思う。
自由には必ず規律がともなう。
自由だから何をやってもいいというものではなく、自らが科したルールを厳守することが最も自分らしく生きていく思考の源となる。
家業を継承する上で最初に疑問視するもの。
それは職業を選択する自由を奪われる理不尽さなのかもしれない。
使命感や責任感などというものを押し付けられて育てられたのでは、決してその疑問符を自らの考えで解決できるものではない。
「将来の夢」として子供は自由な発想で答えるが、それはまだこの概念が無いから「飛行機のパイロット」とか「仮面ライダー」とか「警察官」と答えるのだと思う。
この答えは「夢=職業」なのである。
職業は夢ではない。その職業につき、どのように生きていくかが最も大事なのである。
子供との対話の中で、将来像がどのようになっているかが大切なのだと思う。
パイロットになり、仮面ライダーになり、警察官になりどんな生活をしていきたかが本当の「将来の夢」なのだと思う。
自由という概念や、自らがもつ規律に早く気付き、育むことが教育の根本のような気がします。
私が人に恵まれたと思うのは、様々なターニングポイントにおいて重要な人達に気付かせてもらえてからなのかもしれません。
ではその気付きの場はどうもたらされたか。
親の責任は大きいと思います。
「感謝」「畏れ」「優しさ」「厳しさ」「忍耐」「自立」「共感」など親が子に思う「立派な人間になってほしい」という考えは様々。
そういったファクターが沢山ある親が、子に人に恵まれるための最初のレールをしくのだと思います。
親が敷いたレールの上を歩いて来ました。よく聞くフレーズですが、テレビドラマの主人公が警察官僚の御曹司や大物政治家の息子役で、劇中30歳くらいで初めて大きな失敗をして吐くセリフです。
罪を犯してしまった息子を見た親は「育て方を間違ってしまった」と言って、秘書にその罪をなすりつけるストーリーはありふれています。
親もレールを敷き続けてきたわけですから、苦労も多かったことでしょう。
しかしながらそのレールは自らの地位や利益を最優先にしてきたから、間違いが起きたのだと思います。
どこかで気が付かなければならなかったのだと思います。
最初に敷いたレールを子供と一緒に見据えて、これで行こうと夢を共有しなければならなかったのだと思います。
どこまでそのレールを敷くか。新しく子供が自ら進む上で見守ることができるか。
それが大事なのだと思います。
自由とは職業を選択することでは決してありません。
不自由だ不自由だとなげくのは仕事がないからではありません。
自由にはリスクがともないます。だから規律が必要なのです。
世の中に潜むリスク。それを受け止められるだけの体力を付けさせることが、子供に自由意志を身に着けさせる最も大切なことだと思います。

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2018年1月21日日曜日

ローカリズム

localism。子育てをする上でとても重要視しています。
画一的なものの考え方は学校で教われば良い。普遍的な意味合いのある事は社会に出れば嫌でも目の当たりにする。
私は息子のそばにいて教えられることと言えば、ローカルである事の楽しさだけなのではないかと思う時があります。
地方の独自性はその場所に住んでいなければ体感することはできません。
私の回りにいる地域の方々、仲間、その風土や特徴から沢山の事を学んで欲しいと思っています。
地元で頑張っている商業者の仲間が、私のしらないローカルを教えてくれる。可愛がってくれる環境を作る。
息子には可愛がられるスイッチを身に付けて欲しいと思っています。
教育に置いて何を重視し、尊重するのかは親が決めなければなりません。
それが息子であるひとりの人間の素地になり、親の元から巣立っていきます。

今日はすみかわスノーパークに行って遊んで来ました。
スキー場の経営陣やスタッフ、レンタルコーナーやガイドの皆さんから暖かく迎えられる事。本当にありがたいと思います。
蔵王は自分の住処であり、庭であり、仕事場であります。
この場所が好きで働いている方々に愛される人間になって欲しいと願っています。
息子はこのスキー場が大好きです。ひとしきり雪遊びをした後はキッズスペースでブロック遊びをして、その後は顔見知りのおじさん達と談笑をしながらおやつを食べる。
平日は保育園との往復ですので、いつもとは全く違った日常を楽しんでいるのです。
時折、私が仕事の話などをしているとじっとその姿を見ている時があります。遊ぶ手を止めて。
本来はOFFである時間にすっと入り込んで来る大人たちの会話。そのような混在した空間の中でローカリズムが育まれていきます。
無理に仕事のスイッチを切る必要などどこにもなく、むしろ自然と彼が我々を取り巻く環境をエンジョイできる人間に少しづつ育って欲しいと思います。

2018年1月20日土曜日

年末年始の忙しさを終え

年末年始はとにかく忙しくお客様をお迎えしました。
毎年恒例の大雪にも見舞われず、無事に乗り切ることができました。
客数が多かったので本当に準備に準備を重ねました。
チェック。ダブルチェック。そういう正確の私は気が揉めて、周囲にイライラするあまり自らがミスを犯したりケガをするタイプなのです。
しかしながら、今年は何も問題は無くお得意様と近況を話し込むほどに旅館がゆったりとした時間に包まれました。
こんな正月は初めたかも?と何かうれしくなりました。
それは何より妻の頑張りでした。
育児に追われるあまり仕事が中途半端であることにとても不安を感じていました。
どちらかを選択するのではなく、両方ともこなさなければならないのがこの商売なのです。
愛する妻であり、できの悪い部下でもあります。
私の人生において最高のキャストである妻に、感謝を。伸びしろの大きい部下に成長ある仕事を。と念じています。
峩々をもっともっと知ってほしい。旅館というものを掘り下げてほしい。そう思います。

だいたいいつも1月10日に風邪をひくのが恒例なのですが、今年は気を抜いた場所がいつもと違います。
ムチウチ症になってしまいました。
年末から疲れを感じて、接骨院に通っていました。
首が上手く動かず、バランスが悪いと自覚していた矢先です。
凍結した路面でスリップした車を救出しようと駆けつけた際に、自らが滑ってしまいました。
転ばずに坂道で軸足を踏ん張った刹那、首に電気が走りました。
「ピキッ」という鈍い音がはっきりと聞こえました。
私は歯を食いしばり作業を続行しましたが、さすがにこれは堪えました。
弟の運転で整形外科に行き、レントゲンなどを撮り、診察して頂きました。
骨などには異常はみられませんでしたが、神経がダメになっていたようです。
処方された薬を飲むと、痛みはなくなりました。
しばらくは安静に。と言われましたが、なかなかゆっくり休めないですね。
こんな時はゆっくり温泉療養といきたいところです。

2017年12月31日日曜日

ゆく年くる年 2017

2017年の大晦日。
いつも猛吹雪の峩々は珍しく音もなく時より月が顔を出す静寂に包まれています。
お客様への年越し蕎麦を出し終わり、1年を振り返るこの時間が何よりの幸せです。

長男が保育園に通うようになり、仕事に加えて子育てが違った自分を発見できた1年だったと思います。
すくすくと大きく成長する姿をただただ喜べれば良いのですが、峩々温泉の後継者として、1人の人間として向き合う緊張感が常に存在しています。
それは私にとりましても、彼にとっても大変有意義な時間なんだと改めて思います。
妻の頑張り、母の優しさ、弟夫婦のサポート、古参従業員の家族以上の愛。本当にありがたく、心から感謝しています。
8月に父を亡くし、経営者として身の引き締まる思いで過ごしてきましたが、ようやく自分の峩々温泉になっていくために走り始めた気がしています。
経営の目的は「永続」と言い続けてきましたが、父の死をもって改めてその意味を噛み締めています。
生前にお世話になった方々へお一人お一人にご挨拶をさせて頂きながら、私は少しづつ六代目になっていくのだと実感しました。
親を送り初めて一人前にならせて頂くのだと誰かが言いました。
その本質が、父の生き様が、父の死が最後に私を後継者に育て上げたのだと思います。
本当ならば大晦日は家族で父の生前の思い出話をしながら、新年を静かに迎えるのが習わしだと思います。しかしながら我々は旅館をなりわいに生きていく人間です。
訪れる旅人がいる限り、その皆さんの思いを自らのロマンにかえていく。それを喜びにかえ、湯を守り続けていく宿命なのだと思っています。
これからも峩々で暮らし、しっかりと後継者を育てていきたいと考えております。

【ラジオ番組】
7月から半年間、ラジオ番組を持たせて頂きました。
とにかく新鮮で楽しかった。何もわからず体当たりしました。
自分の考えていることを言葉で発信することの面白さ、難しさを体感しました。
伝えたかった事の半分も言えませんでしたが、それが今の自分のレベルなのだと再確認する良い時間でした。
スタジオでの収録はいい刺激になり、ゲストで出演して下さった方々とも親睦が深まり、良いこと尽くめだったと思います。

【地域への貢献】
わが町はイノシシなどによる田畑への被害が深刻化しています。
今年から本格的に地元猟友会の有害鳥獣捕獲隊として活動してきました。
農業家の高齢化、耕作放棄地の拡大、収穫高の激減。大きな問題を抱えています。
地元食材を提供する事ができなくなる。という問題に直面し、地元の有志でイベントをしたりNPO法人を立ち上げたり10年以上にわたり活動を続けてきました。
この度の活動もその延長線上にあります。
誰かがやってくれるだろうでは済まないレベルになろうとしています。
私は旅館を運営するかたわら、この活動をライフワークにしようと思っています。
有害鳥獣として駆除された野生動物を、もっと活かす方法を模索しています。
そしてそのおかげで守られた農作物をどんどん世に出していきたい。
双方を両立させた事業展開を考え、町づくりの下支えになりたいと考えています。
50歳になるまでに何とか形にしていくのが、今の目標です。
具体的なプランがお知らせできるように頑張りたいです。

【本を出版したい】
後継者を持つ経営者に向けた育児書を書きたいと思っています。
ビジネス書ではなく、エッセイでもなく、育児書です。
私は六代目として生まれ、現在は七代目を育てています。
自身の足跡と共に、環境や教育や人との出会い、気付きや学びを後継者に伝える本を出版したいと考えています。
それを書き始めようと思います。
旅館業界では後継者育成と称し、的外れな勉強会や研修会を企画しています。
目的が後継者を育てることだから的が外れるのだと思います。そして我々のような小規模旅館は業態、家族構成などによって独特の経営スタイルをもちますので、あくまでもその育ってきた環境が重要になります。
旅館の永続が目的で、その運営責任者になることは歴史の通過点なのです。
峩々温泉は永遠ですが、父のように館主はあっけなくこの世を去ります。
もっともっと深くこの仕事を掘り下げるために、きちんと文章にして残したくなったのです。
子供が成長するにつれてその思いが大きくなりました。
定年が無いこの商売ですが、選手生命は短いのだと知りました。
長い下積み生活がようやく終わり、自分の船を来年からやっと漕ぎ出せるのです。

【旧友との再開】
大学を卒業し、しばらく音信不通だった友人から連絡がありました。
家族を連れてはるばるアメリカから一時帰国する折、宿泊してくれました。
活躍の場をロサンゼルスにして約20年。彼はがむしゃらに走り続けてきました。
話は尽きること無く、将来の夢を語り合いました。
ある程度の社会的な信頼とキャリアを身に着けた彼は、安住の地を求めることはありませんでした。
保証されたポストを捨てて、また新たな夢へ前進すると。
私はここ数年、こんなにキラキラした気持ちになった事はありませんでした。
旅館の経営に没頭し、人生について考える時間はあまりなかったと思います。
自らのライフワークをしっかりと考えて、また新しいチャレンジをしていきたいと思います。
夢は必ずかなう。叶えたいと思う自分がいる限り。そう彼は言い残して日本をたちました。
来年は彼に会いに行こうと思います。自らの新しい人生を踏み出すために。


今年も色々な事がありましたが、何とか無事に終われそうです。
あと数十分で新年がスタートします。
健やかな元旦を迎え、本当に良い年になりますようご祈念申し上げます。

2017年9月15日金曜日

泉マルシェ2017 ベルツ出店

【開催日時】
2017年9月16日(土)
11:00〜17:00

【場所】
仙台市営地下鉄 泉中央駅 ペデストリアンデッキ

【メニュー】
・自家製ソーセージの盛合せ(2本) 600円
・熟成ベーコンのステーキ(1枚) 600円
・ボロニアソーセージステーキ 500円

・ヱビス(生) 500円
・モヒート(バカルディ・ラム) 400円
・ベリーニ(マルティニ) 400円
・サングリア 400円
・スパークリングワイン 400円

・ノンアルコールビア 300円
・レモンスカッシュ 300円
・クランベリーソーダ 300円
・ノンアルコールモヒート 300円


フランス風屋外市「マルシェ」を演出した会場での販売中心イベント。
新鮮な食材、加工品、パンやお菓子などの食品をはじめとし、ガーデニング、雑貨、アンティーク、手作り品など140ブースが出店。
気軽にドリンクや美味しいフードをお楽しみ頂けるカフェスペース。
ぜひお待ち申し上げております!